よくある質問

運命学(算命学)についてのQ&A

鑑定、相談の際に、よく質問されることがあります。一般の方の多くが疑問に持つものですが、その一例をご紹介します。

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Q. まったく同じ誕生日の者同士だと、同じ運勢になるのですか?

A. 生年月日が全く同じ人は世の中に多く存在します。算命学の判断材料は基本的に生年月日と生別ですから、同性なら当然同じ結果が出るはずです。それがおかしいとお考えの方が少なくないでしょう。実際同じ誕生日で同じ人生を歩く人はいないはずです。では算命学の鑑定が外れているかと言いますと、そんなことはないんです。同じ生年月日の人でも一人一人違った鑑定結果が読みとれるのです。

それはどうしてかといいますと、人間は一人で生きていけないのはどなたも疑うことはないでしょうが、事実多くの人と接して生きています。その人達との関係から人生の流れも変わっていきます。具体的に言いますと、まず、同じ誕生日でも両親が違います。両親が違えば、環境も違ってきます。子どもの時はともかく大人になればなるほど人生に影響していきます。

たとえば、ここに商売の才能を持つ日に生まれた子どもが二人いるとします。一人は医者の子どもとして生まれ、一人は商売人の子どもとして生まれました。日本の悲しい現実として親は子どもに後を継がせたいと願うものです。医者の子どもには商売の才能はあっても医者としての能力が足らず、その結果途中で挫折することもあれば、何とか医者になっても、モノにならなかったりもします。あるいは病院の経営というところに商売の才能を発揮し、能力とは別のところで結果を出すかもしれません。一方商売人の子どもは持って生まれた才能を親の環境で活かし成功するかも知れません。同じ誕生日でも両親によって運命が違って来るというのはこのことなのです。

また、違ってくる要因として日本の場合、長男や次男と言った境遇にもよります。商売の才能を持った子どもが長男として商人の家で産まれれば、それだけ親の環境を使える可能性があるのに対し、次男だとどうしても独立しなければならない立場です。同じ商人の道でも家を受け継ぐか自分で作り上げるか、他人のところで働くかで、人生も大きく変わってくるでしょう。

そして、もう一つ運勢を変える大きな要因は、本人の決断です。商人の才能があったとしてもその道に進むかどうか、親の後を継ぐかどうかは本人の決めるところです。医者の子どもでも、医者にはならず商売を始める子どももいるでしょう。最終的には本人が運命を変えていることになります。

そして、後半の人生に大きく影響してくるのが結婚です。配偶者によってまた、子どもの出生によって変わってくるのです。一人一人結婚相手は違うわけですから、ここでもその差が出ます。

これらが、同じ誕生日に生まれても一人一人の人生が違うことの理由であり、こういった外因を判断材料に加えていきますから、一人一人の鑑定は違ってくるのです。

ここまでお話しますと、今度は新たな疑問が湧いてくるでしょう。一人一人違った運勢がその時々の判断や環境で変わって行くなら、人生鑑定は当たらないのではないのかと言うことです。ところが、同じ誕生日に生まれた人たちは、その運勢の周期や特徴といったリズム・サイクルが同じであり、考え方や行動パターンも共通していますので、環境さえわかれば、それぞれの人生は判読がつくというわけです。違ってくるのは運勢の上下の幅で、これは個人個人の努力の差といってもいいでしょう。

(当サイトの無料メニュー等においては、生年月日が同じ人は同じ内容が表示されます。それは基本的な宿命の条件が同じなので、気質や才能等は同じモノを持って生まれて来ていますから、基礎データとして同じ結果になります。しかし、運勢という点では、親や家庭環境、配偶者といった条件によって変わってきますので、実際の鑑定では生年月日が同じでも運勢は違って来ます。

 

Q. 双子の場合、鑑定は全く同じなのですか?

A. 生年月日の同じ人でも、基本的に運勢は違うとご説明しましたが、双子であっても、三つ子であっても、実際の運勢は違います。ただ、当サイトのメニューにおいては誕生日が同じなら、同じ内容が表示されます。


 

Q. 出生日と戸籍上の誕生日が違う人はどうなる?

A. 特に年輩の方で、家庭の都合や戦乱時の影響で本当の誕生日が解らないと言う方がいることは確かです。また、早生まれ、遅生まれの関係で、3月31日生まれでも戸籍に4月1日と届けた親御さんも多くいらっしゃるようです。さて、このような場合の疑問の声を時々耳にします・・

人間の宿命は、生まれた日の自然界のエネルギーから生じるものです。ですから、生を受けたその日が宿命を構成します。しかし、戸籍上の誕生日が違う人たちには、本来の出生日と戸籍上の日の両方の気の影響を受け、精神面には特に二面性が現れるのです。特に両方の誕生日を知っている人が、二つの誕生日を意識することによって顕著になり、「気」の質が変わってくる要因が備わります。それは社会的「気」の要因というべきもので、「坐気」といわれるものでもあります。

たとえば、3月31日生まれの人が、戸籍を4月1日にすると、その後の人生で、社会的に常に4月1日がついて廻ってきます。証書や登録、あるいは誕生祝い等々、これらの意識がやがて積み重なって、出生日である3月31日本来の気質に4月1日の気質が上乗せされてくるのです。

これは、大人になればなるほど、戸籍上の誕生日が自然になるほどその傾向は強くなってきます。自分の意識が知らない間に「気」エネルギーを呼び寄せていることになります。このこと出生日が解らない人には、後付の誕生日の質が強いものになっていくことになるので、出生日がわからなくても、運気が読み取れるのです。

本来、全てのエネルギーが常に自然界に存在し、見えないまでも常に肌に触れてはいるのです。意識するのとしないのとの差は生じますが・・。たとえば疲れには自然浴が良いと言われていますが、これは上記したことと一緒で、その場所にある自然の「気」、木々の「気」だったり、大地、海や川、太陽だったりします。それを意識して取り入れることなのです。

さて、誕生日に関して一言付け加えるなら、二つの誕生日をお持ちの方は、どちらか一方を意識から捨て去ることをお勧めします。二つの日を意識していると、精神の安定が損なわれるからです。算命学的にはどちらの誕生日を選んでも正誤、善し悪しはないのです。本人の生き方の問題ですから・・


 

Q. 名前は運気に関係ないのですか?

A. 全く関係が無いということではありませんが、大きく運気に影響するものではありません。ただ約束事はいくつかありまして、たとえば、親の名前の一文字をとって名付けるのは基本的に止めた方がいいのです。親から一文字もらってる人はかなりいるんじゃないでしょうか?

 

Q. 鑑定によっては内容に矛盾があるんですが、間違っていませんか?

A. 人の宿命はかなり複雑に出来ています。全てが白か黒かで色分けは出来ないのです。なので細かく分析して行くと、矛盾が出て来る人もいます。でもその矛盾が現実の私たちであり、その矛盾があることで、悩みや壁が出来たり、才能発揮したりするのです。ですから、鑑定が矛盾だと思われたとしても、決して間違っているということではありません。

 

Q. 算命学って占いですよね?

A. 世の中では「占い」というジャンルで活用されていますし、一般の方の認識もそうでしょうが、実際は理論形態がしっかり出来ている、一種の学問です。算命学という学問の一部理論を、占いという世界で利用しているだけなのです。「占いも出来る学問」そういうものだとお考えください。