サンタが置いて行った娘への手紙。
いつも感心するのは、プレゼントを開ける前に
ちゃんと手紙を読むことです。
「クリスマスは楽しんでいますか?
もともとはキリストの誕生日をお祝いする行事なんですが、
日本では、みんなが幸せをかんじる日ということでいいんだと、私は思います。
今年のプレゼントをおいて行きます。
来年も、もっともっと勉強したり、運動したり、本を読んだり、優しい女の子になってくださいね。
さて、今まで毎年プレゼントをとどけてきましたが、
◯◯ちゃんよりずっと小さな子どもたちもたくさん生まれて来ていて、
とどけるのがたいへんになってきました。
なので、来年から、◯◯ちゃんのお父さんに手伝ってもらうことにします。
◯◯ちゃんのプレゼントは、私のかわりにおとうさんにとどけてもらうようにたのみましたからね。
いつもそうやって子どもが大きくなって行くと、
サンタの心をもったおとうさんやおかあさんに、プレゼントをはこぶ役をたのんでいるんですよ。
この話はナイショだけど、おしえてあげるよ。
いつか◯◯ちゃんも大きくなったら、子どもたちにプレゼントをとどける役をやってくださいね。
ちょっといそがしいサンタより、愛をこめて。」
憂いや悲しい表情ではなく、微笑みながら、
「来年はサンタさん、ウチに寄らないんだって」
8才の娘は手紙の内容を受け入れたようです。
「みんなのところにも手紙来てるかな?」
ドキッ!!
「手紙にはナイショって書いてあるみたいだけど・・(と私)」
「誰にも言わないよ・・」
来年プレゼントをもらえないわけじゃないから、いいじゃん!!
↑ウチに来たオラフ