和を以て貴しとなす

「和」とは、
人間関係にバランスが必要であり、その裏側には
「自分」をキッチリ持ちなさいということが含まれています。
もともと日本の民族は和を作るのが上手いので、
誰にでも有る能力なんです。
争いを良しとしないのも国民性のようなもの。

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大和国(やまとのくに)日本、
和の国とは日本の民族らしい名称です。

聖徳太子の「和を以て貴しとなす」
人々がお互いに仲良く、
調和していくことが大事だという教え。
さすが聖徳太子!!

和の本質は、単に調和とか仲良くというだけではなく、
皆で手を取り合って人々を守りましょうっていうものです。
守り、安定、それが本質で、
自分一人ではなく、皆でというところがポイントです。
そのためにはやはり人間関係を円滑にするというのが
大事になってくるわけです。

和を保つのには何が必要か?

それは人を自分の世界に引き込む説得力、
そして人をとりまとめる政治力なのです。

感情的な激突を極力避けながらも自分の考え方を押し通す、
それには根回しも必要になりますし、多面性や柔軟性も必要となります。
根気や努力も必要になるし、ブレない信念も必要です。
和を保つって、意外と複雑なのです。

それが個人と組織や国家の場合とでだいぶ違って来ますが、
基本は同じです。