長所と短所は背中合わせ

暑くなれば自然に着衣を脱ぎ、
寒くなれば着るというのは、
危いことから身を守る本能から来るものです。
この本能が強過ぎると、
自分を守る姿勢が強くなり内向的になります。
そんな場合は、他の守るものを与えてあげればいいのです。

どんな才能も、その人の使い方一つで、
長所にもなり、短所にもなります。

例えば、身を守るという才能、
長所に働けば、我慢強さになり、
初志貫徹、意志の強さになります。

ところが、これが度が過ぎると、
頑固で融通が効かない、自我心が強く妥協出来ない、
それはつまり、急激な環境の変化に弱いということです。

もし自分が頑固で融通が効かないと思っていたら、
他人からそう指摘されていたら、
我慢強さが裏目に出ていると思っていいでしょう。

長所と短所は背中合わせなのです。