高梨沙羅さん【著名人の才能】
スキージャンプワールドカップ個人総合優勝を日本選手史上初で獲得した高校生の高梨沙羅選手。また16歳4カ月での達成はFISワールドカップ史上最年少記録と、その飛距離とともに記録を塗り替えて行く彼女の才能は?
高梨沙羅さん/女子スキー・ジャンプ選手(1996.10.8)energy212
沙羅選手の主な才能は「反骨精神」「探究心」「努力」。
彼女は「負けたくない」という気持ちがとても強く、特に身体の大きい者、年齢の上の者、技術の高い者、そういった人達への「反発心」のようなものがパワーになっています。
また、海外に出て活躍出来るだけの順応性というか、変化への対応力がとても高い。また、これで良しという気持ちより、改良・改革精神が勝り、探究心や冒険心から、さらに前進するという質があります。
そして、なんといっても、努力を惜しまない、コツコツと積み上げて行くような妥協しない職人意識が才能の一つです。それがマイペースや安定感を作っています。
成功している他のスポーツ選手にも共通していますが、沙羅選手も大きな運気を味方にしていて、そのチカラも加わっての好成績ではあると思います。庶民的な人気運も持っています。
彼女は子どもの頃、バレエを習っていたことで柔軟性を身につけ、それが今のジャンプに役立っているという話を聞きました。運命学的には違った味方なのですが、沙羅選手の才能は、芸術才能がとても高く、その才能を磨くことで、芸術的直感、感性・感覚が、スポーツにも発揮されているのです。
実は、スポーツ選手で一流と言われている人には、この芸術才能を感性として行かしている人が非常に多いのです。バレエやフィギュアスケート、体操といった表現力を要する競技には絶大なパワーを発揮しますが、スポーツ全般に通じる才能であることは間違いありません。
子どもの頃に習ったバレエは、身体的なもの以上に、感性という才能を磨いたということです。
(2013/02/25)