冒険家の才能とは
1970年8月30日、植村直己がマッキンリーに単独登頂した日。
それを記念して「冒険家の日(8月30日)」ができました。
植村さんと言えば冒険家の代名詞ですね。
冒険家というと、大胆不敵、無鉄砲、放浪者
というイメージを持ちやすいのですが、
植村さんはそういう才能ではありません。
全く反対のとてもデリケートで繊細な性質です。
用心深く、慎重に計画を立てる、無理なことは決してしない、
コツコツと確実に結果を出そうとする、そんなタイプです。
実はこういう人が冒険家には多い。
アルピニストの野口健さんも植村さん同様、放浪・無鉄砲という質がありません。
植村さんと同じで保守的で慎重派の人です。
ボランティア精神も豊富なので、何かを守ろうと言う思いが強くなるタイプです。
結果的にそれが環境保護という理念に続いているようです。
では冒険家の才能っていったいどういうものか?
冒険家志望の方がいらっしゃったら、
ぜひ次のことを頭に入れてください。
観察力や洞察力をみがくこと。
知りたいことには積極的に行動すること。
他人の力を借りず、自分の力で解決を試みること。
国際性感覚を磨くこと。
創造力を豊かにすること。
そして、
探究心、冒険心はいうまでもなく。
そして上記は、
海外へ行きたい人、
何かを創造したい人、
何かの指導者になりたい人、
そういう人にも共通する要素なのです