漫画家の手塚治虫さん
漫画家の手塚治虫さん、1989年(平成元年)2月9日没、
2月9日は手塚さんの命日です。
そこで今回は故・手塚治虫氏(1928年11月3日生まれ)の宿命を視てみます。
手塚氏はエネルギー値270という高さから、あまり休息がない一生を余儀なくされる、活動的な毎日を過ごしたことでしょう。
■天才・奇才といわれる理由
内面の苦しみや葛藤、人生行程の障害を生む代わりに、精神・芸術・感性の世界に向かい人間性の向上に努力すると、凡人には足下に及ぶことが出来ない見事な人なるという宿命があります。また短期間で社会的成功者に成り上がる場合があり、昔から成功した大スターに見られる特徴です。
手塚治虫氏は作家として才能に満ちあふれ、芸術性のある職業が天職でした。それが特殊な宿命(才能)によって、凡人には理解できないほどの発想と芸術性を最大限に引き出したことが、「鉄腕アトム」や「ジャングル大帝」「リボンの騎士」等々の歴史に残る大ヒット作品を作り上げられた要因の一つです。
■強運の持ち主
そしてもう一つ、滅多に表出しない「格」という特殊な条件を手塚氏は持ち合わせいるのです。手塚氏は21歳~30歳の期間に普通の人には訪れない大きな運気が来てました。出世作となった「鉄腕アトム」は手塚氏が24歳の昭和27(1952)年に雑誌に掲載、まさにその時代に誕生させたヒーローだったのです。
手塚さんと言えば、
言わずと知れた「漫画の神様」
でも、最初から神様だったわけではなく、
子どもの頃から漫画を書き続けた情熱と、
飽くなき探究心と努力、
死の間際までペンを握ったという執念、
それが漫画のプロを生み、
神様の称号を得るのです。