成功や名誉はちょっとしたキッカケ
世の中で成功や名誉を手に入れた人の多くは、
ちょっとしたキッカケを掴んでいます。
でもそれは常にアンテナを張り巡らして情報を集めたり、
吟味した結果で出て来た“ひらめき”です。
もちろん努力していたからチャンスをつかめるんですけど。
【ノーベル賞制定記念日】
スウェーデンの化学者ノーベルが、
自ら発明したダイナマイトで得た富を
人類に貢献した人に与えたいという遺言を書いたのが
1895年11月27日、それをノーベル賞制定記念日としています。
基本的にノーベル賞を受賞する宿命というものはありません。
行動の結果から生まれるモノです。
ただし名誉賞のような意味合いもありますから、
名誉運に該当するのかと普通は思います。
でも過去の受賞者を見る限り、
名誉運的なもので受賞していないことが多いです。
“名誉運”が無いということは、
あまり名誉を欲しがらない気質の人が多いとも言えるでしょう。
熱心な研究努力という“行動の結果”で賞を得たのだと思います。
そしてその努力に運が味方する。
もちろん、“努力”と“運”だけではノーベル賞は取れないのですが・・
そしてもう一つ、
ノーベル賞級の研究には“ひらめき”が必要だということです。
この“ひらめき”こそ、受賞者の特徴みたいなもので、
“ひらめき”を生み出すだけの感性というか直感というか、
普通の人には少ない特殊な感覚をもっている人達なんです。
何の世界でもそうですが、
全く何も無いところから人間は簡単にはモノを生み出せません。
大抵は過去の事実から学んだり、継承したり、
過去のモノを参考や改良したり、否定したり、
そうしたところに“ひらめき”が生まれ「発見」につながります。
研究をはじめとするあらゆる学問は、
『継承・積み重ね』の上で成り立っているのです。