先祖を思う心が先祖供養

高価な墓や仏壇は必要ない。
高価だから先祖との交信の感度が良くなるかと言ったら、
そんなことはないわけです。
感度をよくするかどうかはその人の”心”の問題。
お墓がなくても、仏壇がなくても、
先祖を思う心があれば、それが先祖供養になるんです

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お墓も時代によって進化しています。

墓標的なものだったのが、いつしか大きな墓石を競い合うようになって、
高価な御影石とか素材にこだわるようになり、
近年は無くなった方の趣味や特徴に合わせた変わった墓石になり、
最近は、ビルの中にロッカーのような墓地があったり、
その墓自体も要らないと、自然葬などがもてはやされているようです。

仏壇も一緒です、数百万もする高価なモノから、
洋間に合う家具調のモノまであったり、
時代によって価値も変わってくるのです。

信仰的なもの、あるいは価値観の問題なので、
どのようなお墓を作るか、仏壇をどうするかは、人それぞれ。

共通するのは、先祖に対する現世で生きる者の心の在り方です。
先祖がいて自分たちがいるという感謝の心が大切で、
それさえあれば、仏壇に手を合わせなくても、
お墓に行かなくても良いと思います。