人それぞれの生きる意味がある

「露の世は露の世ながらさりながら」
小林一茶の俳句のように、世の中は露のように儚いが、
人にはそれぞれ生きている意味がある。
その意味を知るには時間がかかるが、
自分の本質を知ればやがて見えてくる。

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【一茶忌】
俳諧師・小林一茶が亡くなったのが、
1827(文政10)年の11月19日。

一茶や芭蕉、多くの俳人・歌人・詩人、
その人達の世の中を見る目・視点、
表現力と世界観、
それは簡単には理解できないところがありますが、
後世まで残っているのは、
人間の本質を突いているからなのだろうと思います。

一茶は、生き方として次の句を残しています。

他の富めるをうらやまず、
身の貧しきを嘆かず、
ただ慎むは貪欲、
恐るべきは奢り。