誰にでも「自分たちの正義」がある

正義の考え方は一人一人違います。
誰にでも「自分たちの正義」があるのですが
「自分たちの」という点が問題なのです。
「正義」というのは「筋道を立てる」「条理を尽す」ということであり、
人間関係を作ったり打開したりすることなのです。

【新選組の日】
後に新選組となる浪士隊が会津藩御預となった
1863(文久3)年3月13日が、
新撰組の日と言われています。

新撰組も、志しは高く、治安維持に取り組んだんでしょうが、
最後は悲しい結末になっています。
戦国時代、幕末、世界大戦時と、
いずれの当事者も「自分たちの正義」を掲げて戦ったはずです。

しかし争いごとは、武力による幕引きが多く、
また繰り返される。

今の時代も、根本は同じです。
人を裏切ったり、おとしめたり、
誰かを踏み台にして登り詰めたり
その結果として得たお金や名誉は、
同じようなカタチで失うよ、ということです。

略奪愛ってありますが、
愛情も又、奪ったやりかたで奪われる・・

それが人間の「気」が起こす現象なのです。

必ずそうなると言うわけではないのですが、
多くの場合は、そういう流れになります。

問題は、全てを失ったあと、
人生をどうやり直して行くかです。
それによっては死に方も変わってきます。