人は、去年の春と今年の春と、同じようなことをしているのです。
そういうところが人間の良さであるし、
また人間の悲しさ小ささでもあります。
二千年前と今、時代が変わって科学の進歩の差はありますが、
人間の生き方には変わりがないということです。
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何が言いたいかというと、
背伸びをしないで生きなさいということです。
背伸びをしてもさほど変わらない。
ファッションは繰り返される、
数十年前に流行ったものが、ふたたび流行する、
戦争もそうです。争いは無くならない。
時代も、実は周期的にまわっているところがあります。
ただし、まったく同じことが繰り返されることは無い。
似たようなものだけれど、ちょっと違っている、
ぐるぐる廻っているけれど、
螺旋状に登っているので、同じ階にはいないのです。
伝統なども、数百年、数千年続いているものがあります。
でも、微妙に変化している。
人間の営みも同じ、
生活水準が上がり、
科学が進歩して、便利になって行くけれども、
基本的なことは変わらない。
家族を作り、子孫をのこしていく、
生きる為に食べ物を求め、そのために働く、
コミュニティの中で他者と交わり、
日々コツコツと暮らして行く。
違うところは、多くの人が「夢」を見られるようになったこと、
魂のレベルが高い人が増えているということ。
自然も同じことが毎年繰り返される
今年も又、桜が咲いたでしょ。