伝統を蔑ろにする国には発展はない

人間の成長には伝統というものが不可欠です。
伝統や慣習や文化財を、改革と称して
それを排除するものには魂の成長はありません。
それはどの国でも同じことで、
伝統を蔑ろにする国には発展はないのです。

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1949年1月26日の法隆寺金堂の火災により、
法隆寺金堂壁画が焼損したことをきっかけに、
文化財の保護についての総合的な法律が作られました。
それが文化財保護法で、1950年5月30日公布されました。

古い文化的なものも、不要として無くしてしまうことがあります。
高度経済成長期にはよくあることで、
日本だって、日本橋の上に首都高速道を作っちゃうぐらいですから。

そして、あとから、やるんじゃなかったと言う声が強くなる、

まだモノが残っているものはいいですが、
跡形も無く壊してしまったりすると、
それはもう取り返しのつかないことになります。
復元という手もありますが、やはり情緒はありませんね。

ただ悲しいことに、カタチあるものはいつかは壊れます。
だからカタチの無い伝統、
カタチの無い「心」だけは大事に残していきたいものです。