誰にでも、その人自身の道というものがある

誰にでも、その人自身の道というものがあります。
あなたの生きる道。
そんな道を一人で歩いて行くか、
誰かと一緒に歩いて行くか、
並んで行くか、先頭を歩くか後方を歩くか。
誰かが作った道を行くか、自分で開拓するか、
それはあなたの自由です。

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「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る・・」

よく、人生は、高村光太郎さんの「道程」の一文で表されます。
何も無い所を自分で歩いて道をつくれというような気概を詠ったものです。
人生とはそういうものだと・・

電車は誰かがレールを引かないと進みませんし、
レールがあって役に立つように、
人生も、誰かの引いたレールの上で、自分なりに進んでいく人も多いはずです。

運命学的には、自分で道を作って進んで行っても、
誰かの作った道を利用して進んでも、それはどちらでも良いのです。

道の進み方、歩き方は、天に決められていない、
どこにたどり着くかも決められていない。
ゴールが何時かだけが決められているのです。

「賢者は中道を取る」
ということわざがあります。
教養のある人は、片寄らない中正の道を歩み、
極端なこと過激なことはしないという意味だそうです。

これは運命学的に言うと、
バランスを取って生きなさいということと同じ。
人の生き方は様々で、
それは宿命の条件や環境、運気などから「道」が出来あがります。
その中には荒波に揉まれることもあるでしょう、
壁が多い人生だったり、人間関係が上手く行かなかったり、

それでも、一番良い生き方は、
自分なりに努力してバランスを取って生きていくことなのです。

人と上手く調和する、人と自分を信じ、誰かを守り、
多くのことを学び、ただひたすら信じる道を進む、

無理をせず、争わず、疑わず、常識や道徳を身につけ、
奉仕の生き方をする、それが「中道」バランスの良い生き方に通じます。