全ては“気”から

その人が発した”気”によって人が惹き付けられる、
その気エネルギーに人を寄せ付ける独特の力があるわけで、
それが人気というものです。
人気を上手く活かすことで信頼や名誉も付いてくるのです。
人に気に入られることは大切なことです。

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“気”の文字が付く単語としては、
気楽・気の毒・気落ち・気後れ・気が散る・気晴らし
気味が悪い・気勢・士気・勇気・邪気・鬼気
色気・大人気ない・気障・気品・・・等々、数々の言葉があります。
それはどれも、その人の「気」の状態を言い表しているものばかりです。

たとえば「雰囲気」・・
“気”が霧のように囲むという状態の意味合いからくる言葉でしょう。
目には見えないその人の”気”エネルギーが体から発散されて、
周囲を取り巻く、まるで霧みたいに・・

その人の気の状態を察知し感じとった周囲の人が、
「あの人は暗い」とか「明るい」とか、
「怖い」といった表現をするわけです。

ここ一番と言うとき、何かを集中してやろうとしている時、
人は「気合いだ~!!」と自分に気合いを入れますよね。
これはその人が、自分の”気”と”身体”を一体化させようと、
知らず知らずのうちに思うもので、
文字通り”気”が体と合わさるということです。

同じようなものに「気が合う」という現象があります。
人と人が会うとき、お互いの”気”の相性が合う、
気と気が良い意味で合わさることを意味しています。

そして「病気」
病は気からと申しますが、
人間が気のバランスを崩した結果、病が発生するわけです。
ちなみに、算命学には、気のバランスの崩し方によって、
様々な病気の種類を読み取る技術も存在します。

人の言動や運気は、
この気の状態により、日々、刻々と変化して行くわけです。