終生悲運であった人でも本物なら、
いつか時代が救い上げるのであり、
子孫がしっかり供養してくれます。
本人が物質的な恵みはなかったとしても、
その家族や家系が恵まれるという形で
幸運というものを天から授けられるのです。
芸術家には、
生前には認められず困窮していた人が、
没後に認知され名誉を得た人も多いです。
本人にとっては現実の社会が辛い一生だったとしても、
それと引き換えに、歴史に名を残すと言う場合もあります。
作品を残したり、歴史に名を残すようなことをしなかったとしても、
子孫がちゃんと供養してくれるのであれば、
それは幸せな一生なのではないでしようか。
大きなお金を使って家を建てても、
長い年月では自分のモノではなくなってしまったり、
壊れてなくなったり、
物はいつかはなくなります。
お金やモノを大切にするのはいいですが、
執着するのは、あまり意味がない。
幸せは、そういうところには無いということです。