人間には、こうした生き方をした方が良いというヒナ型はありません。
こうした生き方をしてはいけないという枠組もありません。
一人一人まったく違うのです。
人生にはそんな白黒をつけるような発想はもともとないのです。
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数年来、占いが生活に定着しているところがありまして、
特に女性には占いはファッションのようにもてはやされています。
その多くは、当る、当らないとか、こうしてはいけないとか、
この人とは相性が悪いから交際をやめなさいとか、
あなたは何月何日生まれだからこうしないとダメだとかいった、
きわめて強引・乱暴な決めつけを売物にしている占いが多いです。
そして、自分で占える技術というものを
安易に紹介している占師の人たちが非常に多い。
たしかに「占い」にはそうした要素は含まれていますし、
多くの人々が占いに親しむという意味では否定はしません。
ですが、人をむやみに脅したり、
雲をつかむような幸運話を振りまいて良いものではないのです。
生年月日が持つ特色(宿命)、親の特色、家庭の特色、
その人の特色に合った生き方というものがあります。
生き方は確かに自由なのですが、
その特色を活かそうという、ものの見方、考え方が大切なのです。
また、それをプラスに考える、そうするにはどうしたらいいかという、
立体的で現実的な人生の点検、それが運命学を使う意味です。