過保護になり過ぎると
親が子どもの世話をするのは当たり前の事ですが、
世話にも限度があって、
過保護になり過ぎると
親の「気」が子どもに入り過ぎて、
子どもはそれを受けきれなくなり
逆に迷いの世界に入る。
登校拒否や引きこもり、非行の原因になりやすい。
過保護になり必要以上に気を入れて面倒をみる、その片寄りが限度をこえると子どもの稼動力が失くなってきます。
兄弟姉妹の中で、一人だけ病弱だとか手がかかるとか、あるいはステージママのように、母親の強すぎる稼動力を与えてしまうと、その子だけ親離れができない、自立心のない人間ができ上ってしまいやすい。
自分の力を発揮せねばならないとき、本人が自発的に出すチカラが弱くなってしまう。とくに母親の強過ぎる母性本能ということが、子どもをダメにしてしまうことが多いのです。
少くとも、すぐ助けようではなく、なんでも面倒みようでもなく、どれだけの回復力があるかということを親がある程度、見定める必要があり、それを鍛えさせることが大切なのです。