男子がどうやって幸運をつかむのか

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人を大まかに分類した場合に、世の中で幸運な人、不運な人がいます。これには実際は”精神的な幸せ”、”経済的幸せ”、”健康の幸せ”、”名誉的幸せ”、”智的な幸せ”というように、人間には様々な幸福の形があります。

女性で孤独に強い人、これはだいたい幸運をつかむ人になり、男性では孤独に弱い方が幸運をつかみやすいんです。男性と女性は逆の運命になっているのです。

まず、男性がどうやって幸運をつかむのかというと・・・
この世の中で何かを勉強して、何か仕事をして何かを打ち出してと、一人でやれることには限りがあります。大きな仕事をやろうと思えば一人で出来るわけがありませんよね。
たとえば男性が孤独に弱い場合、一人でいると淋しくてしょうがないから電話をかけて一緒に飲みに行きましょうと友達を作るわけです。その仲間の中から大きなチャンスをつかむことがあります。つまり男性は集団で運勢をつかむんです。

ところが孤独に強いという男性は、一人が好き、これは芸術家とか学者、そのような世界であればいいかもしれませんが、行動半径が小さくなってしまい、現実の世界の中では経済的運勢が弱くなるんです。

男性が集団も組まないで”自分は自分”と一人でいると、生きる範囲がものすごく狭くなってしまうということなんです。

昔の”武士社会”の男の子の遊びを見て下さい。

剣道を教える。乗馬を教える。剣術を勉強する、どれも相手がいります。馬術には馬という動物が必要ですから一人ではないんです。昔の人はかならず、男の子は友達同志、あるいは対等の者と遊ばせるという訓練を行っていました。それが男性の社会性を作って行くんです。
だとすれば一人子よりも、男の兄弟が三人、四人といる兄弟数の多いところの子どもの方が、世の中で伸びる可能性が強いという理論になり、兄弟数が少ないと世の中で伸びる可能性は低いという条件が生まれるのです。
現代はどの家庭を見ても子どもの数が少ないので特に難しいと思います。特に一人子が40代、50代になったときに非常に難しい状態になるのではないかとみられます。だからこそ、社会的に集団・仲間を作ることが大切なんです。


目次

第一章 「子どもとの付き合い方」

●出来の悪い子どもと言うけれど・・

●“出来の悪い子ども”は親の責任

●親の”思いこみ”が子どもをつぶす!!

●物覚えの、良い子と悪い子

●天が教える子どもの伸ばし方

●どんな子も役目を持って生まれてきている

 

第二章 「子どもにタテ社会とヨコ社会を教える」

●親子関係でタテ割感覚を教える

●役目というもの

●親の役目

●タテ・ヨコのバランス

 

第三章 「子どもの性格・個性を知る」

●子どもの性格形成について

●性格を作るものは人間の5つの本能

●子どもには五徳を身につけさせよ

●自分は不運だと言う人は五徳のどこかが欠けている

 

第四章 「子どもに幸運をつかませるには」

●男子がどうやって幸運をつかむのか

●女子の運の掴み方

●男女での運命の差

 

第五章 「男と女・運命の違い」

●「徳」と「才」の違い

●徳と才の付き方

●柔軟性のある「徳人」と、強い情を持つ「才人」

●古来より続いてきた文化

●女性の方が攻撃型である

●女性特有の運命

 

第六章 「男と女で育て方が違う」

●女の子は男の子より成長が早い

●母と娘はライバルに。。父と息子は師弟関係に。。

●男の子には「夢」を。女の子には「モノ」を。

●人間の質の4パターン