女性の方が攻撃型である

男性と女性を比べて見た場合に、男性より女性の方が「攻撃型」です。
たとえば男性が10人ぐらいでグループを組むとします。これは40代でも50代でも同じですが、男性は「長幼の序」「年功序列」というのがあり、特別話合ったわけではなくても、男性は本能的に上下というものを意識してしまいます。だから仲間作りが何となく上下の仲間作りになっているわけです。

ところが女性が10人集まると、みんな対等意識なので上下の感覚がなくなる。女性は横線で仲間作りをします。
男性が10人集まるとあまり攻撃力は生まれずに意外と「守り型」になるのですが、女性が10人集まると非常に攻撃的なパワーが強くなるのです。

ですから世の中が動乱期に来たり不景気になったりすると女性の集団とか、女性のパワーが非常に世の中で見直されて来るわけです。

男女の質の上手な使い方

このように女性と男性では、その質に全く別のものがあるのですが、これをどのように利用するのかというと・・・
例えば、
会社等が人を雇い入れるときに履歴書を見るのです。男の兄弟が三人いる人、女の姉妹が三人いる人があるとすると、男の兄弟が多い家の人は「守り型」となり、女の子が多い人は「攻撃型」の人が出来上がると見ればいいんです。
ただしそれは世渡りとしてということで、本来の自分の性格とかはまた別の話になりますが・・。

世の中で見事に成功をしたというような人物を見て下さい。だいたい男よりも女性のほうが強い一家の中で育っていることが多いのです。
だから社員として使うなら「守り型」の人であれば経理とか総務とかに所属させて、「攻撃型」の人であれば営業に回すといった考え方が、上手な人の使い方になるんです。

変な例えですが、男の子が多い家族構成の家とけんかをしなければいけないというときは、男系家族はガードが固いですから中々粘り強い。だから、男性が多い家族とけんかをするときは長期戦を考えなければならない。
ところが女の子ばかりいる家族、これは短期戦です。パッとやってパッと退かなくてはならない。そういうふうな処世術を家族構成の中で判別出来るようになります。


目次

第一章 「子どもとの付き合い方」

●出来の悪い子どもと言うけれど・・

●“出来の悪い子ども”は親の責任

●親の”思いこみ”が子どもをつぶす!!

●物覚えの、良い子と悪い子

●天が教える子どもの伸ばし方

●どんな子も役目を持って生まれてきている

 

第二章 「子どもにタテ社会とヨコ社会を教える」

●親子関係でタテ割感覚を教える

●役目というもの

●親の役目

●タテ・ヨコのバランス

 

第三章 「子どもの性格・個性を知る」

●子どもの性格形成について

●性格を作るものは人間の5つの本能

●子どもには五徳を身につけさせよ

●自分は不運だと言う人は五徳のどこかが欠けている

 

第四章 「子どもに幸運をつかませるには」

●男子がどうやって幸運をつかむのか

●女子の運の掴み方

●男女での運命の差

 

第五章 「男と女・運命の違い」

●「徳」と「才」の違い

●徳と才の付き方

●柔軟性のある「徳人」と、強い情を持つ「才人」

●古来より続いてきた文化

●女性の方が攻撃型である

●女性特有の運命

 

第六章 「男と女で育て方が違う」

●女の子は男の子より成長が早い

●母と娘はライバルに。。父と息子は師弟関係に。。

●男の子には「夢」を。女の子には「モノ」を。

●人間の質の4パターン