母と娘はライバルに。。父と息子は師弟関係に。。

たとえば、女の子というのは母親に対してある時期から対等意識になりライバルになります。これは本能であって、母親と娘というのは友達親子になりやすいんです。

それにくらべて、父親に対する男の子というのはどうしても対等には成りきれない上下関係になってしまうものです。

人間が成長して行く段階で、女の子は母親に対等意識になりますので、ライバル心も出るし競争意識がでるので母親に押さえつけられることなく自分の能力を伸ばしやすいのです。

その反面男の子の場合は父親とは上下意識がありますから、子どもに対し父親が頑張ると、息子を押さえるような感じになってしまいますので、男の子が能力を発揮するのが非常に遅くなって行ったり疎外されたりしやすいのです。

だから男の子は女の子より成長が遅くなるとも言えます。


目次

第一章 「子どもとの付き合い方」

●出来の悪い子どもと言うけれど・・

●“出来の悪い子ども”は親の責任

●親の”思いこみ”が子どもをつぶす!!

●物覚えの、良い子と悪い子

●天が教える子どもの伸ばし方

●どんな子も役目を持って生まれてきている

 

第二章 「子どもにタテ社会とヨコ社会を教える」

●親子関係でタテ割感覚を教える

●役目というもの

●親の役目

●タテ・ヨコのバランス

 

第三章 「子どもの性格・個性を知る」

●子どもの性格形成について

●性格を作るものは人間の5つの本能

●子どもには五徳を身につけさせよ

●自分は不運だと言う人は五徳のどこかが欠けている

 

第四章 「子どもに幸運をつかませるには」

●男子がどうやって幸運をつかむのか

●女子の運の掴み方

●男女での運命の差

 

第五章 「男と女・運命の違い」

●「徳」と「才」の違い

●徳と才の付き方

●柔軟性のある「徳人」と、強い情を持つ「才人」

●古来より続いてきた文化

●女性の方が攻撃型である

●女性特有の運命

 

第六章 「男と女で育て方が違う」

●女の子は男の子より成長が早い

●母と娘はライバルに。。父と息子は師弟関係に。。

●男の子には「夢」を。女の子には「モノ」を。

●人間の質の4パターン