たとえば、女の子というのは母親に対してある時期から対等意識になりライバルになります。これは本能であって、母親と娘というのは友達親子になりやすいんです。
それにくらべて、父親に対する男の子というのはどうしても対等には成りきれない上下関係になってしまうものです。
人間が成長して行く段階で、女の子は母親に対等意識になりますので、ライバル心も出るし競争意識がでるので母親に押さえつけられることなく自分の能力を伸ばしやすいのです。
その反面男の子の場合は父親とは上下意識がありますから、子どもに対し父親が頑張ると、息子を押さえるような感じになってしまいますので、男の子が能力を発揮するのが非常に遅くなって行ったり疎外されたりしやすいのです。
だから男の子は女の子より成長が遅くなるとも言えます。
目次
第一章 「子どもとの付き合い方」
第二章 「子どもにタテ社会とヨコ社会を教える」
第三章 「子どもの性格・個性を知る」
第四章 「子どもに幸運をつかませるには」
第五章 「男と女・運命の違い」
第六章 「男と女で育て方が違う」