ボランティア精神を養わせる
子どもにボランティア精神を養わせるには、福祉活動だけではなく、他の方法もあります。
例えば、誰かを好きになる、誰かを応援することでもいいんです。スポーツ選手でも良いし、アイドルや俳優でもいい、簡単に言えば誰かのファンになるということです。もちろん、個人でなくても、チームや会社やモノでもいい。自動車が好きだとか、鉄道が好きだとか、そういうことでもいいんです。
もちろん、それは見返りの無い無償の愛が前提なので、自分の気持ちを押し付けてはいけません。
大切なのは、何かを好きになって、無償の応援をして、そこから得る感動や知識や技術に触れることなのです。それをキッカケに奉仕の精神が育つのです。
ポイントは、のめり込み過ぎない、お金を使い過ぎない、社会通念から逸脱しない、人に迷惑をかけない・・子どもの場合は、大人がある程度、管理というか指導してあげないといけないことがありますが。
好きになる対象が人間として素敵であればあるほど、応援する相手が偉大であればあるほど、目標になったり、得るものは大きいのです。