出来の悪い子に感謝
一家にダメな子が一人ぐらいいれば、
実はこの子のおかげで他の家族は安泰だということがあるわけです。
本人の前では叱ってもいいですから裏側にまわったら、
ありがとうとお礼を言わなきゃだめですね。
親族の中で問題児だったり、変わり者だったり、
親から見て出来の悪い子どもだと思う時、
それはあくまでも表面上のことであって、
視点を変えたら、スゴいことをしでかす人だったりします。
社会通念や常識から掛け離れた者が、
すべてダメだという見方は、間違っていて、
世の中の枠に収まらないというだけで、
人間としての価値はなんら劣っていない。
そういう人が、家族や親族の中で「貧乏くじ」を請け負っているので、
他の家族が「幸運」を引き当てていると思っていいでしょう。
家族の中の問題児は、実は福の神なのです。
またそういう貧乏くじを引いている人が、
あるとき、大きな幸運を呼び込むこともあります。
非常識が、あるとき、常識になる時代もある、
それだけ世の中は常に変化しているし、
人の価値観も常に動いています。