学びと芸術の違い
極論ですが、何かを学びたいなら、
寒い環境で勉強をしなさい。目上の人から学びなさい。
音楽でも美術でも芸能でも、何かを伝えたいなら、
温かい環境で伝えなさい。子どもを味方に付けなさい。
「学び」というのは、上から下に降りて行くエネルギーです。
だから、学問でも技術でも人生でも、
目上の人(両親、先生、上司、先輩)や、
師と仰ぐ人から教えを乞うのがいいわけです。
そういう観点からすると、
独学というのはかなりパワーが必要になります。
ところが、芸術系の感性は、若年世代から上がって広まる、
若い人や子どもに理解されることが、
伝える、広めるには、重要なのです。
どんなに高尚なものでも、広めるには、
子ども目線への変換が必要です。
だから、芸術感覚は子どもの頃に養うことが必要、
子ども時代に感性を磨くことが大事なのです。