まる子の憂鬱

以前も紹介しましたが、
小学校の低学年では、本をたくさん読ませたいということで
図書館と小学校が取り組んでいるのが「どくしょノート」
読んだ本をノートに記録して、
50冊読んだごとに、表彰状とプレゼントがもらえるというもの。

booknote

ウチのまる子も、入学してから読み続け、現在400冊を突破、
50冊ごとに学校で表彰されて来ました。

ただ、ここにきて、本人には悩み事が・・
一年生で300冊を越えているのは2人ぐらいらしく、
先日350冊越えの表彰では、2年生の上級生に
「え~、350冊だって」と、やや批判的な反応を受けて
まる子本人は恥ずかしいと言うか、視線が怖く感じたと。
「ホントに読んでるの?って言われている感じだった」と。

本当に読んでいることは私が補償しますが、
200~300冊ぐらいは「すごいね」と言われていたのが、
ある程度を越えると、嫌味と言うか、妬みというか、
そういうものに変わっていくのは世の常です。

芸能人やスポーツ選手も同じことで、
あまりにも強過ぎるとアンチが出て来ます。
子どもだって、同じなのです。

見せびらかしたくなくても、勝手に表彰されるのではしかたがない、
「そんなに嫌なら、みんなの前では表彰しないでって先生に言おうか?」
と尋ねると、「大丈夫」と言ってきた。
表彰されるのが目的ではないのが本分ですが、
子どもは表彰されるのが“込み”ですから、
表彰されたいと言う名誉欲が出るのは当然です。

どの世界でも一所懸命頑張った人に誹謗中傷が起ることがあります。
それは一人一人の「心」の問題かと思います。
「スゴい」「立派」と相手を認める潔さが、
人間性を向上させるということを、みんな知らないだけなのでしょう。


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