子どもだって人間関係に疲れます。
ウチの娘がめずらしく愚痴をこぼして来た。
我が家では他人の悪口は言ってはいけないという教えがあるので、
娘もそれは十分にわかっているから、会話の始めに
「ホントは言ってはダメなことだけど言ってもいい?」
そういう時は、黙って聞いてやるのも親の務め。
要するに、人に攻撃的で文句ばかり言っている子がいるらしく、
娘は朝から自分に非が無いことでケンカを売られ、
相当に嫌な思いをしたらしい。
どこでも、いつの時代も、そういうヤツはいる。
大人なら上手くかわして対処して行けるが、
子どもは、感情的になって衝突してしまうことが多い(大人にもいるけど)
娘は無用で無意味なケンカはしたくないと思っているので、
反発したいのをグッと堪えていたようで、
帰って来てからのグチになったのです。
「やられたらやり返す(倍返しだ)」というのが流行っていますが、
どちらかというと、私もそういうタイプです。
だから、理不尽なものには屈するなと、娘には言っているのですが、
かわせるものなら、上手くかわしなさいとも言っています。
そのせいか、友達の仲裁に入ったり、
間をとりもったりすることが多いらしい。
大人もそうなんですが、
やられたらやり返す、を繰り返していると、
やり返されることも多くなるということで、
それは面倒ですから、
やられたら、二度はやられないような工夫をするしかない。
そのためには、やはり知識と信頼と行動力で、
相手が攻撃出来ないオーラを付けるのが得策だと、
私は思っています。