前の日記「レインドロップス」の項でも書きましたが、
私は小学校の時、5年生まで泳げませんでした。
それは、学校にプールが出来たのが4年生のときだったことと、
父親達の時代のように川や湖に入って遊べる時代ではなかったこと。
泳ぐと言う環境が身近になかったこともあります。
私の子どもの頃、昭和40年代は、
日本全国で自然が開拓されたり、公害問題等もあり、
水遊び出来る湖や池がなくなった時代でした。
とはいえ、5年生になって泳げない男子は数名で、
その情け無さと言ったら、どうしようもないものでした。
では、なぜ6年生になって泳げるようになったのか?
前年の担任の先生から、
「クラス委員長で泳げないっていうのは格好悪くないのか!!」
っていう叱咤激励をいただき、
さすがの私も「これはマズい!!」と・・
10mも泳げない10人ほどの子の中で、男の子は2人ほど、
その内の一人は私。
プールの端の一番浅いところでバタ足の練習、
このままで良いわけがありません。
もう、そこからは意地と言うかがむしゃらというか、
2週間で25mを泳ぎきることが出来ました。
息継ぎは出来ませんでしたが、あとは体力まかせ、
アッという間にタイムはベストテン入り・・
あの頃の自分を運命学で分析してみると、
・・つづく。