週末、小学校の運動会が行われました。
今年は天気の心配をすること無く、
無事開催されたので、役員としてもホッとしています。
昨年に続き、校門付近の交通整理と誘導を担当。
子ども達の家族と近隣住民の協力があってこそです。
年々、子ども達の数が減っていて、
だいぶコンパクトにはなっています。
特に問題になってくるのは、地域の地区対抗リレー、
地区ごとに各学年の男女1名ずつで構成されるリレー競争です。
私の学区には12ほどの地区が有りますが、
地区によっては少子化により、子どもがいない学年が生じています。
純粋にメンバーが揃えられないのです。
その穴を下の学年で補填したり、
他の地区から生徒を借りて来たりと、
チーム編成でだいぶ苦労するようになっているようです。
役員会議でも、今後どうしていくのかという議題はあがりますが、
結論が出ないまま持ち越されます。
「続けて行く意味はあるのか?」
「もう、やめてもいいのではないか」
「伝統ある競技だし、運動会の目玉だから止めない方がいい」
各委員の考え方も様々です。
確かに盛り上がるのは間違いない。
私の地区の話なのですが、
学年に1人しかいない女の子は、毎年無条件にリレーの選手に選抜されます。
その子がちょっと体型が太めで足も遅い。
それでも走らなければならないから、ほぼ、その子で順位が下がる。
それを6年間続けているわけで、本人の気持ちはわかりませんが、
その子にしてみれば、相当に辛いことなのではないかと思います。
そこまでしてやる必要があるのか?
時代に合っていないのではないか?
私もそう思ってしまいます。