若い時代の苦労は「宝もの」

子どもの頃から何の不安もなく過ぎて行くと、
大人になった時、何が不運で何が幸運かが多分わからない、
豊かな時代があり貧しい時代があって初めて、
こっちが幸運でこっちが不運だと比較が出来るわけです。

子どもの時から親に守られ、幸せに、あるいは
日々当たり前のような生活をしていると、
大人になって成功したとしても、本人はあまり幸せを感じられなくて、
豊かな生活が、何か当たり前のことみたいに感じるわけです、

そして、運気が落ちて仕事も上手くいかなくなったりすると、
初めて上手くいっている時が幸せだったんだと気付く、
そういうことがよくあります。

「天」はよくしたもので、何が幸せで何が不幸かをわからせるために、
人間にバランス良く幸運と不運というものを与えてくるのです。

子どもの頃に、度が過ぎた豊かさを与えてしまうと、
こころの貧しい大人になってしまう、
少しは我慢もさせなきゃいけないし、
子どもなりの苦労もする必要がある、

自分で出来ることは自分でする、
自立心みたいなものが育たないといけない、

年齢に相応の苦労が必要なのです。
若い時は苦労するというのは、幸せを感じるために必要なこと、
若い時代の挫折は「宝もの」なのです。


チョコッとクリックお願い!!